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遠い、あの国を想い出す・・・
2006-04-04 Tue 02:40
旅に出て、今まで知らなかった
国、街、人々、喧噪、音楽、匂い、食べ物、デザイン、色・・・。
様々な文化に触れることが出来る。
その様々なイメージは洪水のように私に押し寄せてきて、
私はそれをスポンジのように吸収しようと、脳裏に焼き付けようとする。
たとえば洋服を選ぶとき、食事を作るとき、何かを創造するとき、
過去に見た物すべてのイメージをミックスして自分のイメージを作り上げる。
私にとって旅は想像の世界へと連れて行ってくれる素敵な翼。
だから、帰国してからも行ってきた国のことを調べたり考えたり
することが多い。
行ったことのある国のニュースを見かければかならず目を通す・・・
良いニュース、悪いニュース・・・。

悪いニュースをみるとちょっと悲しくなる。
あの国の人々が悲しい思いをしている・・・。
他人事ではない気持ちになる。

トルコでまたテロが起こった。
バスが炎上して死者が出た。
クルド人の組織が活発に動き始めた。

インフレ脱出のためEU加盟を強く望むトルコ。
イスラム社会・人権侵害をする国は仲間じゃないとヨーロッパ。
EU加盟を目標にトルコ政府はクルド人迫害を少しずつゆるめた。
でも結局、表面的な部分だけだったみたいだ。
情報操作をされているのか、クルド迫害のニュースは
なかなか入ってこない。

クルド人とは世界最大の少数民族で、トルコ南東部を始め
イラン、イラク、シリア、あたりに暮らしている民族の事。
中東地域に暮らしている民族ではアラブ人、トルコ人、ペルシャ人
に次ぐ規模を誇る。
本来ならば自分の国を持っていてもおかしくない人数のクルド人。
第一次世界大戦後、国境線で分断されたその土地を彼らはこう呼ぶ。
「クルディスタン」と。
クルド人の地という意味のその言葉は、悲しい現実を物語る。

トルコ政府はクルド人の存在さえも認めなかった。
トルコにいるのはトルコ人だけと、クルドの存在を無視し、
クルド語を話すことを禁止し、徹底的に迫害した。
トルコ政府とクルド人の戦いが始まったのだ。
その迫害の話たるや、拷問や暴力の数々・・・

親日派で人なつこい笑顔・・・・
日本人ツーリストがイメージするトルコとは真逆の・・・
トルコの闇の部分だった。

クルド人過激派組織は独立を望みゲリラを繰り返した。
だからほんの数年前までトルコ南東部は非常事態令が出されていたほど
本当に危険な場所だった。

近年、クルド人の権利についての改革法案が可決した。
クルド語の使用や放送、言論の自由など、
当たり前の権利を獲得したクルド人。
トルコ政府はクルド人の存在を認めたことになるが・・・。
状況は良くなったのだろうか??

イスタンブールではテロが多発してるようだ。
再び外務省ではイスタンブールとトルコ南東部(クルディスタン)
に対して、渡航危険情報を発出した。

どうやら戦いは終わりそうもない。
トルコのEU加盟も叶いそうもない。

私がなんでこんな事に興味を持ったのかといえば
トルコで親切にしてくれた人が、じつはクルド人だったからだ。
それまでニュースで流れていても左から右だったクルド問題。
優しかったあの人も、家族もこんな苦悩を抱えていたのかと・・・

東トルコのネムルートダーヴツアーに行くときに
ガイドをしてくれたアリさん。
私から連絡を取ることはなくなったが、たまに送られてくるメールに
よれば、今はイラク・モスールのアメリカ軍基地で働いているらしい。
以前、相談されたことがあった。
「イラクで働かないか?というオファーがある。」と。
戦争まっただ中だったイラクでしかもアメリカ軍の基地で仕事だなんて
命を捨てるようなものなので、絶対行くなと止めた。
家族にも友人にも止められたといっていた・・・。
一度は思いとどまったものの、彼をイラクへと引きつけるもの・・・

クルド人の血。

クルド人はメソポタミア文明発祥の地、チグリス・ユーフラテス川の
上流地域に暮らしていた先住民族だ。
彼は自分のルーツであるメソポタミアをこの目で見たい、
その地に立ちたいと思ったようだ。
彼をそこまでさせる想いは計り知れない・・・
日本人として生まれ、当たり前のように生きている私には想像を絶する。
おそらくその想いは1パーセントも理解できてないけれど、
ちょっと心がチクリと痛い気がした・・・。

クルド問題は日本ではあまり注目されていない。
もしも、少しでも興味があるならば触れてみて欲しい。
世界にはこんな人も居るんだと言うことを。

旅はそんな役目もする。
思いがけないことに興味を持つことが出来る。
旅先での出来事は主にツーリスト向けに作られた非現実だったりする。
でも、裏の顔が見え隠れすることだってある。
クルドの人には何もしてあげられないけど、
ただ知る事だって大切だと私は思う。

クルディスタンを訪ねて
フリーカメラマンの松浦範子さんが書いた本。
女一人で危険地帯へと踏み込む彼女の信念はすごい。
読みやすい文章で、入り込みやすい。お勧め。

shohyo170101.gif


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AOYAMAのおさんぽ
2006-04-03 Mon 01:05
竹書房から発売されている写真集のようなガイドブック
おさんぽシリーズとして

パリのおさんぽ
パリのおさんぽ2
ローマのおさんぽ
NYのおさんぽ

がすでに発売されており、
この度、初めて日本バージョンになる

「AOYAMAのおさんぽ」が3月30日に発売されました!パチパチパチ!!!

1143993152_62187.jpg


そして、青山のはずれとおもわれる当店「香咲」も掲載されました!!
と言うことなので皆さん買ってくださいね!!
 
1143993110_61944.jpg


じつは私の写真も載っちゃってたり・・・。

青山・表参道なんて見慣れてるはずの私でもなんだかワクワクしてくる
ような、可愛い写真がいっぱいの本です!!!
本屋さんで是非お手にとってごらんくださいまし。

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